地震に強い家に住もう!狭山市(埼玉県)ハザードマップ から考える勉強会 。一時間目【住宅購入時の耐震チェックポイント】

こんにちは。営業事務の野口です。暑かったり肌寒かったり不安定な天気が続いていますね。沖縄県では梅雨前線の影響で曇り空の模様。桜島では噴火が確認されました。自然の力の大きさを感じます。そこで前回の狭山市ハザードマップのコラムに続き、地震に備える為の住宅購入時のポイントを勉強会形式でご紹介したいと思います。

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【勉強会 一時間目】 狭山市で大規模地震―備える目安は震度6弱―住宅購入時のチェックポイント

狭山市のハザードマップによると、大規模地震が発生した際に想定される揺れは震度5強~6弱。震度6強の地震に耐えられる家ならばひとまず安心と言えそうです。様々な資料などから建物の耐震性は簡単に分かります。

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チェックポイント1 フラット35又は35Sに対応しているか(新築、中古住宅の場合)

フラット35とは固定金利の住宅ローンです。ローン基準として対象となる物件に耐震性能を確保している事を条件としています。つまりフラット35に対応している家というのは耐震性が十分にある家だといえますね。フラット35、35Sの耐震基準は建築基準法の新耐震基準(★)の1.25倍~1.5倍に力に対して崩壊しないこと。単純計算上では震度7強の地震までは倒壊しない家だと言えそうです。狭山市内で予想される震度5強から震度6弱の地震ですので耐震性は十分と言えそうです。新築一戸建てや、中古一戸建てでもこのフラット35、35Sに対応している物件がありますので確認してみることをおすすめします。

チェックポイント1まとめ・・・フラット35、35S対応の物件は耐震性が高い

(★)建築基準法の新耐震基準・・・震度6強~7程度の地震で倒壊、崩壊しない。震度5強の地震に対して損壊しないこと。ちなみに震度6強~7は這わないど動けないほどの激しい揺れです。震度7になると鉄筋コンクリート像の建物でも耐震性が低いと倒れてしまします。

チェックポイント2 ?建築年月(中古住宅の場合)

上記の建築基準法の新耐震基準(★)が定められたのは昭和56年6月1日です。これ以降に建築された建物は、上記の新耐震基準を満たしているということですので震度6強~7程度の地震(東日本大震災レベル)でも倒れない耐震性を備えています。それ以前の建物は大規模地震への耐震性が備わっていない可能性が高いといえます。耐震リフォームなどの必要性がありますので注意しましょう。

例えば・・・阪神・淡路大震災では新耐震以前の建物の30%が大破または倒壊しており、中小規模の被害を含めるとその数はおよそ70%に達しています。それに比べ、新耐震以降の建物の被害は大破、中小規模の被害を含め25%程度にとどまっています。

チェックポイント2まとめ・・・中古住宅の購入時はなるべく昭和57年(西暦1982年)以降に建築された物件を探す。昭和56年(西暦1981年)以前の物件は耐震リフォームなどで補強する。

チェックポイント3 ?耐震等級(新築、中古住宅の場合)

建物の耐震等級を確認してみましょう。住宅性能評価書確認済書、中古マンションなどは新築販売時のパンフレットなどで確認できます。※他にも大手ビルダー東栄住宅さんの建売新築一戸建てによくみられる長期優良住宅に認定されていれば耐震等級2以上。

耐震等級1・・・建築基準法の新耐震基準(★)と同等、ということは震度6強~7で倒れない。倒れないけれども損傷は受けます。ヒビが入ったり傾いたりもします。

耐震等級2・・・建築基準法の新耐震基準(★)の1.25倍、ということは震度6強~7の1.25倍の力の地震で倒れない。倒れないけれども・・・以下等級1と同じです。ただ等級1は壁の見の耐震性でOKですが、等級2以上になると屋根や床などの強さも必要になってきますのでより安心といえます。

耐震等級3(最高等級)・・・建築基準法の新耐震基準(★)の1.5倍、ということは震度6強~7の1.5倍の力の地震で倒れない。倒れないけれども・・・以下等級2と同じです。耐震等級が上がれば傾きや損壊などにも強い建物だと言えそうですね。

上記を踏まえて狭山市に限定して考えると、大規模地震発生時の狭山市の想定震度は5強~6弱なので狭山市内では昭和57年以降に建てられた建物ならば倒壊しません。耐震等級1があればお家は倒れません。想定より少し上の安心を求めても耐震等級2があれば大丈夫といえますね。

チェックポイント3まとめ・・狭山市内で大規模地震が発生した時に倒れない家を!と考えるなら耐震等級1。新耐震基準で建てられた家で十分。損壊しないなどより安心を求めるなら耐震等級2以上の家に住むとよい。

チェックポイント4 住宅の工法

住宅を建築する際には様々な工法があります。例えば主流の在来工法、ツーバイフォー工法、重量鉄骨造、鉄筋コンクリート造(RC造)、ログハウスなど。この中でも耐震性が高いのはツーバイフォー、重量鉄骨、ログハウス。どの工法も耐震等級3程度を備えていると言われています。阪神大震災ではツーバイフォー工法で建てられた住宅のへの被害は無かったと言われています。実際のコストや市場への流通面で選ぶならツーバイフォー工法で建てられた住宅を選ぶのが良さそうですね。※耐震性は建築するハウスメーカーや、工務店によって変わる場合があります。壁量計算書をもらって確認しましょう。

チェックポイント4まとめ・・・輸入住宅に多いツーバイフォーやログハウスは耐震性に優れている

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いかがでしょうか。住宅の購入を検討する際には立地や価格なども大切ですが、耐震という面からも検討してみるのが大切です。

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